グッチとはどんなブランド?特徴・歴史・人気の商品をチェック

更新日:2023年10月27日

日本国内の有名百貨店で多く取り扱われており、世界的にも大変有名なブランド・グッチ(GUCCI)は、20世紀初頭にイタリアで発祥した高級ブランドです。

高級皮革製品の会社として創業し、現在まで一貫して高級皮革製品にこだわりを持ちつつ、日常的に使えるアイテムも多数発表。

当初はハイクラスのセレブリティを意識したアイテムが主流でしたが、現在ではキッズやペット用の商品、家族で使える製品や香水などのコスメを手掛けるなど、ファッションブランドにとどまらない幅広い展開を行っています。

本記事では、時代とともに進化し続けるハイブランド・グッチのブランドコンセプト・歴史・ブランドの特徴と人気の商品について紹介します。

グッチのプランドコンセプト

創業者であるグッチオ・グッチが当初からこだわり抜いていたモットーは「最上の伝統を最上の品質で」「過去の良い物は現代に反映させて商品を作る」ことでした。

このブランドコンセプトは時代の変化に応じるかたちで実現されていき、その代表的なものが「GGキャンバス」と呼ばれるシリーズです。

GGキャンバスのGGとは、グッチオ・グッチのイニシャルでありブランドのシンボルです。ブランドらしさを忘れず、かつて第二次世界大戦で使用が困難となった皮革素材の代わりにキャンバス地を使うことで、最上の品質を現代に反映させた定番商品となりました。

かつて皮革製品の専門店として創業したブランドらしく、イタリアが伝統的に守り抜いてきた「クラフトマンシップ」も現代に継承。

縫製や素材選びに手を抜かない品質へのこだわりと、使いやすさや見た目にも配慮したディテールへのこだわりもコンセプトとして取り入れられています。

グッチの歴史

グッチ(GUCCI)とは、1921年に創業者のグッチオ・グッチがイタリア・フィレンツェで創業したファッションブランドです。

グッチオ・グッチはかつてロンドンにある一流ホテル「サボイ・ホテル」に勤務しており、そこでイギリス貴族に接客を行うなか、高級感や上質なアイテムなどへの理解を深めました。

ホテルマンを辞めて故郷に戻ったグッチは、1921年に旅行バッグなどの皮革製品を扱う店を創業。高級感を重視した丁寧な製品が国内でも支持され、2年後に2号店をオープン。

こうして1930年以降も次々と新規店をオープンさせていきましたが、第二次世界大戦の開戦をきっかけに牛革の使用が困難となり、質の良い製品を作るための代替案として浮上したものが「キャンバス地」でした。

一見どこにでもありふれたキャンバス地にコーティングを施すことで高級な仕上がりとなり、皮革製品に代わる新たな素材として注目が集まります。キャンバス地と同じくして「竹」を使ったバッグの持ち手も、今までにないものとして評判に。

こうしてグッチはイタリアを拠点にロンドンやパリへ進出し、1950年代にはアメリカにも出店。映画関連の仕事に就いていた息子がグッチ製品を小道具に使用したことで、芸能界にも注目されることとなりました。

1953年に創業者が亡くなると、三男が事業を継承。その後20年以上にわたりグッチは黄金期と呼ばれる全盛の時代を迎えます。

貴族から新興の富裕層を中心に幅広く支持される一方、1980年代に起こった継承争いによってブランドは一時衰退の危機に。しかし1994年にクリエイティブ・ディレクターに就任したトム・フォードがグッチのブランドを再び盛り立てることに成功しました。

さらに1990年代には時計製品をライセンス生産から自社生産に切り替えるなど、デザインから生産、販売まで一貫した体制づくりによって安定的に製品を生み出しています。

下記の記事では、グッチの中でも男女問わず若者から注目を集めている「オールドグッチ」について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>オールドグッチの人気の秘密を徹底調査

グッチのブランドの特徴

グッチは、高級感と高品質を両立するハイブランドとして歴史を紡いできました。

かつては上流階級を中心に皮革製品を生産していましたが、新素材を積極的に取り入れた結果一般の市民にも広くブランドが受け入れられるようになり、現在では若者のファッションにも注力。

財布やベルトなどの皮革製品は従来好まれてきたシンプルかつ使い勝手の良いデザインを踏襲しつつ、ブランドを代表するロゴである「GG」のマークも取り入れるなど、伝統と現代的な価値観の融合でブランドらしさを表現しています。

男女がそれぞれ使いやすいデザインのほか、男女兼用で年代を問わず使えるアイテムも豊富に取り揃えており、黒・ベージュ・ブラウンをベースカラーとした革製品は年代を超えて愛されています。

グッチは2021年に創業100周年を迎え、100周年を祝う特別なコレクションを発表しました。姉妹都市を舞台にした展覧会の開催など、ファッションだけにとどまらない独自の世界観にも注目したいですね。

関連記事>>グッチのブランドの歴史とメンズスーツの3つの特徴

グッチの人気の商品とは

ここからは、グッチのアイテムで人気の商品とその特徴をチェックしていきましょう。

GUCCI GHOST

グッチは若者向けのデザインを多数手がけており、近年ではグラフィティアーティストとのコラボレーションによってブランドイメージの躍進を図っています。

男女を問わず人気の高い「GUCCI GHOST(グッチ・ゴースト)」シリーズは、GGマークを目元に配したお茶目なゴーストのキャラクターがメイン。

華やかなネオン柄と斬新な手書きの模様の組み合わせをリュックやパーカーに取り入れるなど、若者向けのアイテムとして2016年秋冬コレクションから仲間に加わりました。

GUCCI GHOSTシリーズでは時計やアクセサリーの展開が多く、ブレスレットやリングなどにもユニセックスなデザインが多く取り入れられています。

GUCCI Signature

GUCCI Signature(グッチ・シグネチャー)は、GGマークをパターン化してレザーの生地にあしらったシリーズです。

素材・パターンともに高級感があり、ビジネスシーンでの使用はもちろん新社会人へのギフトにもおすすめのラインナップとなっています。

財布・バッグは豊富なデザインが揃い、リュックやマネークリップなど人と被りにくいアイテムも。キーリング・名刺入れ・カードケースのように普段遣いができるアイテムも豊富。

男性にはバックル部分にGGマークをあしらったシグネチャー柄のレザーベルトや、シグネチャー柄とグッチの人気カラー「グッチシマ」を組み合わせた財布がおすすめです。

参考サイト>>グッチ公式ホームページ

グッチのメンズに人気の商品とは

グッチ製品のうち、男性に人気の高いアイテムを紹介します。

ロゴトップス

「GUCCI」の文字やGGマークが入ったカットソー・パーカーなどのトップスは男性を中心に人気が高く、インフルエンサーや芸能人も数多く着用しています。

ロゴが目立たないベーシックなデザインから、カラフルかつ個性的なものまで豊富にアイテムが揃っており、ゆとりのあるサイズ感のアイテムは男女兼用でも着用可能。

Tシャツは胸元に大きくロゴが入ったものが人気で、色数も多くレッドやブルーなど夏らしいカラーのアイテムも手に入ります。

全身をGGマークでコーディネートできる上下のスウェットも人気で、GG柄のトップスだけを着用して目立たせてもオシャレに決まりますよ。

財布

男性に人気のアイテムとしては、GGマークが小さく刻まれた「マイクロGG」柄の財布や、ワンポイントロゴとしてGGがあしらわれた革の長財布などが定番ですね。

財布は上質な皮革を使用したものが人気で、ビジネスマンを中心に年齢を問わず支持される傾向が強く、二つ折りやラウンドジップなど好みのタイプが見つけやすいことも特徴的です。

トラやヘビなど、アニマルのモチーフをあしらったユニークなデザインの財布もあり、他とかぶらない財布を探している方は、少しワイルドなデザインもおすすめですよ。

シューズ

グッチのメンズシューズは、ビジネスシーンに欠かせない革(レザー)のローファーシューズと、グッチのデザインを大胆にあしらったスニーカーが人気です。

定番のシューズは、側面にグッチのブランドカラーである赤と緑のボーダーが入ったものや、「G」マークがあしらわれたもの、前面にGGマークを配した唯一無二なデザインなど、豊富な色柄が揃っています。

【クールヴェールの買取実績ご紹介】グッチのレザーローファー

グッチ 高級 レザーローファーの買取実績

関連記事>>グッチのメンズ靴の特徴は?サイズ感や選び方とともに紹介

品質と伝統を取り入れ進化するブランド

今回は、グッチが1921年の創業以来、高い品質と豊富なラインナップの製品を揃え、時代とともに進化し続けている特徴を紹介しました。この記事を読んでいただくことで、グッチの歴史から新たな試みまでがご理解いただけたと思います。

グッチ製品の買取は非常に人気が高く、買取を希望される方はぜひ専門のバイヤーが在籍している「クールヴェール」へお越しください。

グッチのスーツ・バッグ買取実績や参考価格はコチラからご覧ください。

 

クールヴェールではブランドを熟知したスタッフがスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。

スーツ買取りならクールヴェールご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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