ルイヴィトンのブランドとしての特徴と歴史、人気の商品を紹介

更新日:2023年10月27日

フランスを代表する高級ブランドといえば、ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ルイヴィトンはかつて旅行用トランクを制作していた職人のもとで生まれたブランドで、現在ではフランスから世界へと発信する高級ブランドの代名詞的存在となりました。

創業者の信念は子どもから孫へと代々受け継がれ、世界中に高品質な製品が広がっていき、現在も著名人を中心に多くの人々に支持され続けています。

本記事では、ルイヴィトンのコンセプト・歴史・ブランドの特徴・人気の商品についてそれぞれ詳しく紹介します。

ルイヴィトンのプランドコンセプト

ルイヴィトンというブランドが現在まで一貫してこだわり続けているコンセプトは「旅」といわれています。

このコンセプトは非常に奥深く、少年だったルイ自身が14歳で旅をしながら働いていた頃に始まり、パリに出て旅行や移動用のトランクを製作した時代、そして世界へとブランド自身が「旅」をして広まっていったという、一連の流れを想像させるものでもあります。

一流ブランドの直接のきっかけであるトランクケースは旅の象徴。ルイヴィトンが創業期から一貫してこだわり続けていることは、移動や旅行に便利な「旅」をモチーフとした商品なのです。

1998年以降参入したファッション領域では、洋服作りのコンセプトとして「機能的かつ実用的」を挙げています。ここにも、旅行カバンの専門店ならではのこだわりが垣間見えますね。

ルイヴィトンの歴史

ルイヴィトンとは、創業者の本名から名付けられたフランスのハイブランド。現在のブランドは、トランクケースの専門ブランドとして創業した店舗が発祥となっています。

創業者のルイ・ヴィトンは1821年に山奥の村で生まれ、幼い頃からファッションに関心が高かったことから、わずか14歳で家を出て荷造りのための木箱を製造する職人となりました。

当時のフランス・パリはファッションの最先端の地であり、ルイ自身も修行を積んだのちにトランク工場を構えることに。その後、産業革命によって輸送期間や人々の移動需要が増えたことから、荷物として積み上げやすいトランクケースを考案することになりました。

その頃、当時のフランス国王であったナポレオン三世の夫人・ユージェニー皇妃がトランクを発注し、国内外の貴族を中心に評判が高まったと同時に、ブランドは世界規模での成功へと押し上げられていったのです。

時代は進み、創業者の息子・ジョルジュが2代目を継承。創業者のイニシャルであるLVのロゴを考案し、製品に取り入れたことをきっかけに「モノグラム」「ダミエ」など現在にも繋がるモチーフも次々と開発され、1998年まで旅行用バッグの専門店として堅実な経営が続けられました。

1998年からはファッションの領域にも参入、これまで開発されてきたモチーフやパターンをあしらったファッションアイテムは、一躍世界各国の人々に受け入れられました。

参考:ルイヴィトン公式ホームページ

ルイヴィトンのブランドの特徴

ルイヴィトンの特徴は、上質かつ高品質なデザインに加えて「機能性」をプラスしているところにあります。

トランクの専門店として創業した当初、旅行者はトランクの中に財布などの貴重品を入れて持ち運んでいたために、盗難被害が多発していました。

そこで創業者のルイ・ヴィトンは、トランクケースを保護する手段として独自のスプリング式バックルを採用した錠前をトランク製品に採用。この錠前システムは数年の開発を経て特許を取得し、現在も製品に使用されています。

次に、ルイヴィトンならではの特徴として「派手さを抑えたデザイン」が挙げられます。たとえばチェス盤から着想を得たとされる「ダミエ」シリーズは、黒やブラウンなどの落ち着いた色味を組み合わせ、ごくシンプルに仕上げられました。

一方、2017年にはルイヴィトン初のオリジナルキャラクター「ヴィヴィエンヌ」がブランドの顔として登場し、花のモチーフをあしらったデザインと無邪気なキャラクターが人気を集めています。

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ルイヴィトンの人気の商品とは

ここからは、ルイヴィトンの製品で特に人気の高いアイテムをチェックしていきましょう。

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バッグ

ルイヴィトンといえば高級な皮革素材を使ったバッグが定番。レディース用にはショルダーやハンドバッグが、メンズ用ではトートバックやメッセンジャーバッグが人気です。

男性・女性それぞれに向けたデザインを展開する一方、夫婦やカップルなど男女兼用に使えるアイテムが豊富であることもルイヴィトンならではのこだわりですね。

特に麦の穂から着想を得た「エピ」やチェック柄の「ダミエ」は男女を問わず使いやすく、シンプルなデザインのアイテムはビジネス用に取り入れても違和感がないため、ビジネスパーソンにも適しています。

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機能的なアイテムも

バッグにはメッセンジャーやブリーフケース、縦型トートのショルダーなどオン・オフを問わず使えるアイテムが多数登場しています。

いずれも黒・ベージュなどベーシックなカラーを基調とし、装飾も最小限に抑えたものが主流。普段遣いにも取り入れやすく、ファッションを邪魔しないアイテムがラインナップされています。

財布

男女兼用で使える財布(ポルトフォイユ)はヴィトン製品の中でも特に人気が高く、長財布・二つ折り・スリムパース・コインケースなどさまざまな色・型が見つかります。

荷物を多くしたくない方や、小さなバッグにも入れやすいミニ財布は女性を中心に人気。モノグラム柄の型押しが高級感を醸し出す長財布は、ジップウォレットタイプが機能的です。

財布には色・大きさ・デザイン・使い勝手に応じて自分好みのものが見つけやすく、ヴィヴィエンヌをあしらった遊び心のあるデザインは他とかぶらないアイテムを求める方に人気があります。

ルイヴィトンのメンズに人気の商品とは

次に、ルイヴィトン製品のうち男性に人気の高い商品を紹介します。

長財布

男性に人気のアイテムとしては、シンプルかつ高級感のある長財布が挙げられます。モノグラムが女性的なイメージであるのに対し、ダミエ柄はシンプルなチェック柄がビジネスシーンにもマッチ。

メンズのダミエ長財布は、ビジネス用にはブラックやブラウンが定番ですが、淡いブルーにクリーム色を組み合わせた「ダミエ・アズール」の二つ折り財布は若々しく人と被りにくいため、個性を表現したい方におすすめ。

近年のダミエ柄はバリエーションが豊富で、鮮やかなブルーチェックが新鮮な「ダミエ・グラフィット ピクセル」もぜひチェックしてみてください。

ネクタイ

モノグラムやLVマークをワンポイントにあしらったネクタイも高級感を醸し出してくれるアイテムとして人気があります。

色柄が豊富で、ビジネスに限らずパーティシーンやビジネスカジュアルに合わせる1本としても持っておきたいところです。

ビジネスシーンにふさわしいグレー・紺色のネクタイに、定番のダミエやモノグラムをあしらったネクタイはこだわりを感じさせる上質な仕上がり。

アイコニックなモチーフをあしらっていますが、決して派手さはなくエレガントで繊細な雰囲気を演出してくれます。

バッグ

普段遣いからビジネス、旅行と幅広く活用できるヴィトンのメンズバッグは、ショルダー・トート・メッセンジャーなど使いどころに合わせて選ぶことができます。

新しいシリーズとして加わった「アヴェニュー」は、グレーやアイボリーの落ち着きのある色味が特徴的。アヴェニューにはメッセンジャー・スリングバッグがラインナップされているので、ファッションに合わせて使い分けるのも良いですね。

クラシカルなモノグラムモチーフに若々しい絞り染めのサンセットカラーが映える「キーポル」シリーズも、レザーを使ったハンドル部分など男性的な装飾でファッション性にこだわっています。

オン・オフの両方に活躍する「クリストファー」は大容量タイプのリュックサック。クリストファーよりもさらにデザインをシンプルに抑えた「スプリンター」や「アレックス」シリーズは、ブランドをあえて印象づけたくないシチュエーションにおすすめです。

同じショルダーでも色柄の入り方や装飾具部分のデザインによって見栄えが変わるため、機能と見た目にそれぞれこだわりながら、自分らしいアイテムが見つかりますよ。

ルイヴィトンのスーツケース

ビジネスアイテムとして欠かせない、スーツケースはルイヴィトンが発祥と言われており、ルイヴィトンのスーツケースはメンズからも人気の高い商品です。

さらに詳しルイヴィトンのスーツケースの歴史や人気のラインナップについて知りたい方は、こちらからご覧ください。

関連記事:ルイヴィトンのスーツケースの由来と最新アイテムの特徴

伝統的なパターンに現代的な機能美を組み合わせる

いかがでしたでしょうか?この記事ではルイヴィトンの歴史・創業当時から現代まで守られてきた伝統や、人気の製品についてご理解いただけたと思います。

ルイヴィトンなどのブランドアイテムの買取は、専門のバイヤーが在籍する「クールヴェール」をご利用ください。

ルイヴィトンのスーツ・バッグ買取実績や参考価格はコチラからご覧ください。

 

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この記事の監修者

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鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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