ノーネクタイはダサい?基本マナーと着こなし方

公開日:2023年3月28日 / 更新日:2023年4月10日

クールビズが各企業で推進される中、ノーネクタイのビジネスマンも増えてきました。
そんな中聞こえるのが「ノーネクタイはダサい」といった声…。

また、フォーマルシーンでのノーネクタイってマナー的にはどうなんだろうと不安に思う方もいるでしょう。

そこで本記事では、ノーネクタイの着こなし方や基本的なマナーについて詳しく解説します。

ノーネクタイになかなか踏み切れなかった方や、どのような着こなし方が正しいのか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビジネスシーンでのノーネクタイ

ビジネスシーンでも増えてきているノーネクタイ。

2020年以降、主流となりつつあるクールビスですが、ビジネスシーンでもTPOをわきまえていれば失礼にあたることは基本的にありません。
最近ではクールビズに加え、リモートワークも増え、働き方とともに働く服装もある程度寛容になりつつある傾向です。

とはいえ、シーンに合っていないノーネクタイは、場合によっては取引先や上司を不快にさせてしまう可能性があるので、着こなし方やマナーをおさえておく必要があります。

このあとにはノーネクタイの際に気を付けるべきポイントやマナー・着こなし方も詳しく解説するので、夏のクールビズシーンが来る前には一読しておきましょう。

ノーネクタイの気をつけるべき3つのポイント

ノーネクタイのときに気を付けるべきポイントを3つご紹介します。

ノーネクタイでもOKな時期を確認する

クールビズの一環であるノーネクタイは、OKな時期とNGな時期とで分かれているケースがあります。会社によって規定がある可能性もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

2020年時点ではクールビズの期間は「5月1日~9月30日」とされていましたが、最近では会社に委ねられている場合も多く、会社によっては定めがないことも。

初夏あたりに直属の上司に聞いてみると安心です。

TPOに合わせる

ノーネクタイはネクタイをしているときよりも、カジュアル寄りの仕上がりになってしまいます。

ドレスコードを要しているパーティや結婚式などでは、基本的にノーネクタイは避けるべきです。

また、そのほかにも重要な会議、取引先との大事なプレゼンなどフォーマルシーンでのノーネクタイは、軽い印象を与えてしまいかねないのでネクタイをしましょう。

どんなシーンであれ、ネクタイをつけていて失礼にあたることはありません。

ノーネクタイでもラフすきずきちんと見せる

ノーネクタイはネクタイをしているときよりも、カジュアル・ラフに見えがちです。

特に職場でノーネクタイの場合は、きちんと感が見える工夫をしましょう。
例えばシャツはドレスシャツにする、襟は芯の入っているものを選ぶなどが挙げられます。

ネクタイは首回りを大きく印象付けるアイテムですから、それを補えるような心がけが大切です。

ノーネクタイの基本的なマナーと着こなし

ここからはノーネクタイの基本的なマナーと着こなし方法について解説します。

ノーネクタイはダサいと言われがちですが、着こなし方を知ればかっこよく着ることができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

ジャケットは基本の色を選ぶ

シャツと合わせるジャケットは、基本の色のものを選びましょう。
基本の色とは、派手ではない色・柄のものを指し、グレー・ネイビー・ブラックなどが挙げられます。

ノーネクタイはカジュアル見えしてしまうので、その印象を補うような堅い色がおすすめです。また柄もついておらず、無地のものが無難。

クールビズで着用する場合は、白・ホワイトブルーといったシャツに、ネイビーのジャケットと合わせると爽やかな印象へと仕上がります。

ノーネクタイは夏のシーンで多いため、できるだけ涼し気かつ、清潔感のある色合いを心がけましょう。

ボタンを1個開けた時に見えない下着を選ぶ

ノーネクタイは首元を解放しがちなので、シャツのボタンを1個開けたとしても、下着が見えないようにするのがポイントです。

下着やタンクトップ等が見えてしまうと、上品さが欠け、だらしなく見えてしまう可能性があります。
また、基本的にビジネスシーンでは肌の露出は避けるべきです。

ノーネクタイに合わせる下着としておすすめなのが、「深めのV・Uネック」「脇をカバーできるくらいの半袖丈」。

タンクトップがあまりおすすめでないのは、脇汗がにじんでしまうからです。
夏場は特に汗をかきやすいので、カバーするためにも対策は大切です。

ネクタイがなくてもきちんと見える襟の形を選ぶ

前述したように、ノーネクタイはカジュアルダウンしてしまいがちなので、きちんと見えする襟を選びましょう。

おすすめの襟の種類は「ボタンダウン」「ワイドカラー」「ホリゾンタルカラー」です。

ボタンダウンは襟の下側をボタンで留めて自立させる仕組みの襟で、クールビズの常識・定番ともいえる種類です。素材によってはボタンダウンでも襟が寝てしまう可能性があるので、生地の張り感をよく見て決めましょう。

ワイドカラーは襟の開き具合が広く、ガタイの大きな人にフィットします。また小顔効果も期待できるのだとか。イギリスの紳士が着用していたことでも有名で、きちんと感が演出できます。

ホリゾンタルカラーは水平かつ襟の開きが広い種類で、日本ではあまり浸透していないものの、ノーネクタイとの相性はいいです。自然と首が詰まりすぎないので、首が長く見えるほか、すっきりとした印象へと導いてくれるのです。

フロントボタンは1個だけ開ける

シャツの一番上のボタン、いわゆるフロントボタンは1個だけ開けるのが、ノーネクタイでのおすすめの着方です。

ネクタイをしているときはフロントボタンを含め、全てのボタンを留めるのが一般的ですが、ノーネクタイの時に同じことをしてしまうと、かっちりしすぎた印象になってしまいます。

そうとはいえ、2個以上開けるとだらしない・ラフすぎる印象になってしまうため、ノーネクタイ時はフロントボタンを1個だけ開けるようにしましょう。

ノーネクタイ絶対NGの場面

ノーネクタイはルール・マナーをおさえて着なければならないため、着こなしには少々気を使いますよね。

職場などで失敗はできないので、ここからはノーネクタイ絶対NGの場面についてご紹介します。

ネクタイ着用の義務付けがある

ネクタイの着用が義務付けられているシーンでのノーネクタイはもちろんNGです。

例えば、そもそも就業規則でネクタイ着用の義務がある会社では、夏場であろうとノーネクタイはいけません。近年ではクールビズを推奨する企業も増えてきましたが、まだまだ浸透しきっていないのも事実です。

会社の風土や方針に合わせた着方をしましょう。

下記の記事では、さまざまシーンで必要なネクタイの結び方7選で解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事>>ネクタイのキレイな結び方7選

就職活動

就職活動においては、ネクタイを着用するのが基本的なマナーです。

あくまでもノーネクタイはラフな服装であり、世間的にも就活における市場的にも軽装の認識は変わらないので、マイナスな印象になる可能性があります。

特にお堅い企業へ向けての就職活動では、必ずネクタイを着用するようにしましょう。

結婚式

結婚式をはじめとした冠婚葬祭の場では、ノーネクタイはNGです。

たとえ親しい間柄であったとしてもノーネクタイは、マナーを知らないと思われてしまいかねません。

相手への敬意を払う意味を込めても、ネクタイは着用しておくことが大切です。

堅苦しい雰囲気になってしまう場合は、少し華やかな柄や色のネクタイで遊び心を取り入れるのがおすすめです。

ネクタイ着用を推奨する場面

前述したケースはノーネクタイが絶対にNGの場合でしたが、次はできればネクタイを着用した方がいい場面についてご紹介します。

ノーネクタイはOKなのか検討がつかない、判断に迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

来客の対応時

会社にお客さんが訪れたときや、対応しなければならないときは、マナーとしてネクタイを着用しましょう。

会社のルール的に対応時でもノーネクタイでOKであれば、そのままでもよいですが、普段着用しないときももしものために予備のネクタイを1本デスクに置いておくと安心です。

前述したようにネクタイを着用していて失礼にあたることはないので、迷ったときは着用するのがおすすめ。

取引先を訪問する時

取引先やクライアント先に行くときも、同様にネクタイの着用が望ましいです。

また、相手の企業の風土や雰囲気に合わせて、臨機応変に対応するとよいでしょう。
ネクタイは堅い印象を与えるので、かえって堅苦しく思われたくない場合や、フランクに会える仲の場合はノーネクタイでもよいかもしれません。

社内のプレゼンなどの時

社内プレゼン時は、上司や多くの社員の目に触れる大切な機会なので、きちんと感が出るようにネクタイの着用が無難です。

ネクタイをすることで、誠実さや真面目さを連想させることができ、プラスに働くかもしれません。

ノーネクタイはTPOに合わせた着用で印象アップ

今回はノーネクタイの着こなしやマナーについてご紹介してきました。
ノーネクタイはダサいといわれることもありますが、着こなし方次第で垢抜けられます。

また、マナーやルール的に大丈夫かな…と思う方は、本記事にあるTPOやシーンに応じた着用をおすすめします。
ノーネクタイは軽装なので、そのほかのところで清潔感を演出したり、きちんと感を出すとバランスが取れますよ。

オフィスのマナーを守りつつ、ノーネクタイを楽しんでみてくださいね。

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スーツ買取りならクールヴェールへご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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