スーツケースの買い取りで後悔しないために知っておきたい金額の相場

公開日:2023年7月27日 / 更新日:2023年9月13日

たくさんの荷物を入れて、楽に持ち運べるスーツケースは旅行のマストアイテム。さまざまな荷物が入るため、スーツケースを購入するときに、ついつい大きいサイズを買ってしまう人も多いのではないでしょうか? 1度買ってしまえば、簡単には壊れることがないスーツケースですが、意外にも買い替えたいと思う機会は多いもの。

なぜなら、自分自身のライフステージが変わることで、必要な荷物の種類や量が変わってくるからです。例えば、独身のときと、結婚して子どもがいる場合では、旅行に持っていく荷物の量は大きく変わりますよね。そのため、スーツケースは適度に交換していくことがおすすめです。

この記事では、スーツケースの買取で後悔しないために、金額の相場についてご紹介します。最後まで記事を読むことで、高く買い取ってもらうためのポイントや、スーツケースを売る前にやっておくべきことがわかります。ぜひ、最後まで記事を読んで、スーツケースを売る際の参考にしてください。

目次

スーツケースの使用期間別の分類と相場の目安

スーツケースの耐用年数は、一般的なもので5年前後と言われています。なぜなら経年劣化によって、表面にヒビやキャスター部分が傷んでくるからです。また、スーツケースは使う人によって、使用頻度が大きく異なります。

劣化の具合も変わってきます。そのため買取相場を知るためには、スーツケースは人によって使い方が大きく異なるものであることを知っておく必要があります。そのため、1度は買取査定を依頼してみることをおすすめします。

①新品

新品とは、購入してから1度も使用していない状態を指します。スーツケースの本体はもちろん、キャスターにも傷がなく、美しい状態です。そのため、スーツケースの買取査定でも、もっとも高い値段が付きやすい状態です。

しかし、スーツケースは使っていなくても、経年劣化によって徐々にダメージを受けていきます。そのため、買ってみたけど1度も使っていない、というスーツケースを買取査定に出しても、思ったほどの値段が着かないこともあるため、注意が必要です。

②準新品

準新品とは、主に使用回数が1回以下のものを指します。1度販売されたあと、未使用の状態で買い取られたものも含まれます。1度は使われていても、極めて綺麗な状態で、キズや汚れなどが無いことが条件です。

純粋な新品ではないため、買取価格は若干低くなる傾向があります。しかし、買取の査定ポイントはこれだけではありません。その他の要素によって、査定価格アップが狙えます。

③中古

準新品よりも使用感があるものが、中古扱いとなります。一般的な中古ショップやリサイクルショップなどでも販売されている状態なので、イメージしやすいのではないでしょうか。

購入したときの値段と比べると、中古扱いとなったスーツケースでは、思ったような買取価格にならないことも。しかし、中古も準新品同様にさまざまな要素によって、査定額は上下します。

たとえば、毎月の出張でスーツケースを使うサラリーマンの場合、5年間の使用回数は60回ほど。しかし、年2回の旅行で使う人は、5年間の使用回数を合計しても10回程度です。同じスーツケースでも、60回使った場合と10回しか使わなかった場合の劣化具合は、違ってきますよね。そのため、少し使用感があるから、といってあきらめるのではなく、しっかりと買取査定を依頼してみてください。

スーツケースの買取価格に影響を与える要素

もし、新品と中古の同じ種類のスーツケースがあったなら、新品の方は高く売れることは間違いありません。しかし、同じ中古のスーツケースが2つあった場合、同じ値段にはならないことも。それでは、スーツケースの買取価格は、どのような要素に影響を受けるのか、解説していきます。

①ブランドものか否か

スーツケースにも、さまざまなブランドがあります。そして、ブランドとは一定の品質を保証してくれるものです。そのため、どのようなブランドのスーツケースなのか、ということは買取査定の上でも、重要な項目です。では、スーツケースのブランドには、どのようなものがあるのでしょうか? 代表的なブランドと、特徴をご紹介します。

 

①サムソナイト

スーツケースといえば、真っ先に名前が挙がるアメリカ発のブランドです。スーツケースに興味のない人でも、ブランドのロゴを目にする機会は多いはず。革新的な技術と先進的なデザインには定評があります。中価格帯のスーツケースを多数展開しており、軽さと耐久性に優れたスーツケースは、女性でも軽やかに扱えます。

 

②グローブトロッター

「旅の黄金時代」を象徴するスーツケースとして、1897年に誕生したイギリスのブランドです。英国最古のブランドの1つに数えられており、ボディには特殊な紙を重ねて樹脂をコーティングする「ヴァルカンファイバー」が使われています。頑丈さと軽さ、そして美しさを兼ね揃えており、日本のみならず世界的に高い人気を誇ります。

また、使い込むほど色に味がでるので、外出時のアイテムとしてだけでなく、ヴィンテージとして楽しむことも。
誕生から100年以上経過する現在でも、世界的に愛され続けるスーツケースブランドがグローブトロッターです。

 

③リモワ

スーツケースの王様とも呼ばれ、120年以上の歴史があるドイツのブランドです。アルミニウムで作られた銀色のスーツケースは、映画やドラマでも目にする機会があるのではないでしょうか。いかにも飛行機に乗ります、といった雰囲気のリモワのスーツケースは、愛用者の多いモデルです。

他のブランドに比べると高価な商品が多いですが、世界最高の品質を誇るスーツケースを手に取れば、納得できるはず。しっかりと自分のこだわりを持った大人に、おすすめの最高級スーツケースブランドがリモワです。

 

④ロンカート

デザイン性に優れた、イタリア生まれのブランドがロンカートです。優れた品質と高いデザイン性を両立させており、日本国内よりも海外での知名度が高いブランドです。そのデザイン性の高さは、見る人が見れば、リモワと同様にロンカートのデザインであることがわかるほど。

リモワに比べると、手に取りやすい価格帯のスーツケースが多く、旅慣れた人におすすめのブランドです。日本国内では持っている人も少ないため、他の人とは一味違う旅行を演出できます。

 

⑤プロテカ

プロテカは全製品を、日本国内で製造しているブランドです。日本独自の技術や知識が盛り込まれて作られており、国内のみならず、世界からも高い評価を得ています。

また、プロテカのスーツケースの大きな特徴は、品質の高さを物語るプレミアムケアが着いている点。プレミアムケアとは通常使用に加え、航空会社の荷扱いによって破損した場合でも、無償で修理を行う、というもの。そのため、海外旅行や飛行機を使った移動が多い人にはおすすめのスーツケースブランドです。

②使用感

使用感は、買取価格の査定をする上で、重要なポイントです。なぜなら、新品に近い状態であるほど、買いたいと思う人が増えるため、査定額がアップするからです。つまり、スーツケースの外側に汚れや傷が少ないほど、高価での買取が期待できます。一方で、旅行に行った記念シールなどを貼られていたり、スーツケースのボディに大きなキズがあったりする場合は、使用感があると判断されます。使用感のあるスーツケースは、買いたいと思う人が少なくなるため、買取価格がさがってしまうことも。

また、スーツケースの外側だけではなく、内側も重要です。スーツケースの内側には荷物を保護するためのスポンジや布が貼られています。そのため、スーツケースの外側に比べると汚れやすくなっています。シミや汚れがあった場合も、外側同様に使用感があると見なされるため、注意してください。

③機内持ち込みの可否

スーツケースは荷物を持ち運ぶものですが、とにかく大きければよいわけではありません。飛行機を使った移動をする場合は、機内に持ち込めるかどうかが、重要なポイントになります。特に国際線の場合は、スーツケースを機内に持ち込むことでロストバゲージの心配がなくなります。そのため、飛行機の機内に持ち込めるサイズのスーツケースは、常に一定の需要があり、買取査定額がアップする可能性があります。

国内線や国際線での、スーツケースの一般的な持ち込み可能サイズは、55cm×40cm×25cm以内です。また、重さはスーツケースの中身も含めて10kg以内です。ただし、LCCは、重量の制限が異なることも。そのため、スーツケースは軽いものが好まれます。

④ロック・キャスターストッパーなどの機能

スーツケースに求める機能は、人それぞれ異なります。そのため、さまざまな場面に対応できるように、豊富な機能を揃えるモデルの方が買取価格は高くなる可能性があります。例えば、スーツケースが勝手に動かない様にするキャスターストッパーは、使う人にとってうれしい機能の1つです。

また、海外旅行をする機会が多い人にとっては、TSAロックも欲しいところ。TSA
ロックとは、アメリカ運輸保安局から認可を受けているロックのことです。TSAロックは、必要に応じて空港の職員が開錠することが可能です。荷物検査が厳しいアメリカなどに行く機会が多い人には、お馴染みの機能です。

⑤素材

スーツケースの最大の使命は、荷物を安全に運ぶことです。そのため、荷物を守るための素材も重要なポイントです。スーツケースの素材によって、買取価格が異なる場合もあるため、注意が必要です。

 

①ABS樹脂

樹脂素材の一種で、耐衝撃性に優れる他、さまざまな機能をバランスよく兼ね備えています。また、見た目も美しく印刷適正も高いため、スーツケースのボディに広く使われていました。ABS樹脂は安価なため、スーツケースに使うことで安く販売できるメリットがあります。

しかし、ABS樹脂のデメリットとしては、やや重い点が挙げられます。そのため近年では他の樹脂と合わせて加工することで、デメリットを解消したスーツケースも多く販売されています。

 

②アルミニウム合金

アルミニウム合金で作られたスーツケースの大きな特徴は、非常に丈夫であることです。樹脂製のスーツケースに比べると、たわみが少ないので精密機器などを運ぶ場合に、うってつけの素材です。高いスペックを誇る反面、スーツケースの値段は高額なものとなります。

その反面、アルミニウム合金で作られたスーツケースを持っていること自体が、一種のステータスとなります。また、細かな傷がつきやすい素材ですが、それも一種の味としてとらえられます。

 

③ポリカーボネート

現在、スーツケースの素材として最も使われているものが、ポリカーボネートです。ABS樹脂と同様に、耐衝撃性に優れている点に加え、軽量であることも見逃せません。加工も行いやすいため、軽くて丈夫でおしゃれなスーツケースが、数多く生み出されています。需要も多いため、今後も注目されていく素材がポリカーボネートです。

 

④プリプロピレン

ポリプロピレンは、日用品や自動車の部品などに使われている樹脂です。最大の特徴は非常に軽量である点が挙げられます。そのため、ポリプロピレンを使ったスーツケースは女性でも取り回しやすいものになります。ただし、長時間の紫外線に晒されることで、劣化が進んでしまう可能性も。

海外製の安価なものから、日本国内で作られた20,000円前後のものまで、幅広いスーツケースが販売されています。特に、最近では一部のシリーズの素材をポリプロピレンに変更する国内メーカーも。そのため、近年特に注目されている素材です。

 

⑤布

布製のスーツケースには、樹脂やアルミニウム合金製とは異なる魅力があります。例えば、布製のスーツケースは収納力に優れる点が挙げられます。荷物が満杯になった状態からでも、布製のスーツケース自体が膨らむため、さらに荷物を入れることが可能です。価格もそれほど高価にはなりません。

また、布で作られたスーツケースは、割れる心配がありません。多少乱暴な荷扱いでも、生地がクッションとなり、ボディ自体が壊れることは、ほとんどありません。そのため、海外では布製のスーツケースを愛用している人も多く存在します。

さらに、布で作られたスーツケースは、とても軽いものが多いので、空港の重量検査で心配することが少なくなります。他の素材でも軽いものが増えてきていますが、軽量かつ持ち歩きやすいスーツケースとして、布素材は一定の需要があります。

下記の記事では、素材別の価格相場について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>【買取例付き】中古のスーツケースは売れる?

⑥製造年月日・モデル・サイズ

スーツケースの製造年月日やモデル・サイズも買取価格に影響を与える場合があります。特に製造年月日は、スーツケースの経年劣化に関係してくるため、重要なポイントです。例えば、スーツケースのキャスターに使われている樹脂は、製造から数年で劣化が始まります。同様に、スーツケースのボディに使われている素材も、紫外線などの影響によって、徐々に劣化してしまいます。そのため、何年に作られたスーツケースなのか、ということは買取の際に重視されます。

使用感のあるスーツケースを売る前にやるべきこと

スーツケースを売りに出す場合、ほとんどが使用感のあるものではないでしょうか。特に何度か海外旅行に出かけると、スーツケースにキズや汚れはついてしまいます。そこで、使用感のあるスーツケースを売る前に、どのようなことをすればよいか、解説します。

①全体の汚れをとる

泥や土埃などが着いている状態では、見た目もみすぼらしく、高値での買取は期待できません。そのため、可能な範囲で全体の汚れをとることが重要です。ただし、汚れを落とす際に洗剤などを使う場合は、スーツケースのボディによってはボロボロになってしまうこともあるため注意が必要です。

そのため、お手入れをする際は、購入した際の取り扱い説明書やマニュアルを読んでから行いましょう。取り扱い説明書がなかったり、どのような洗剤を使えばよいかわからなかったりする場合は、乾いた布で拭くなどの安全な方法でお手入れを行ってください。

②シールをはがす

旅行に出かけた記念に、スーツケースに貼ったシールなどもはがしておいてください。同様に空港のセキュリティチェックを通った際のシールも、はがしておきましょう。シール類は、貼られてから時間が経つことで、はがしにくくなったり、接着部分が残ってしまったりすることも。

剥がしにくいシールはドライヤーや、シールはがしスプレーを使うことで、綺麗にはがせます。ただし、ドライヤーによる熱やシールはがしスプレーが、スーツケースのボディにダメージを与えてしまう可能性もあります。そのため、まずは目立たない場所で試してから、使って下さい。スーツケースに貼られたシールは、旅行から帰ってくるたびにはがすクセをつけておくと、スムーズに買取に出すことができます。

③キャスターを磨き上げる

キャスターはスーツケースのパーツの中で、もっとも汚れやすい部分です。そのため、しっかり磨き上げておくことで、買取査定の際のマイナス評価を避けられる可能性があります。また、キャスターのタイヤに髪の毛やゴミが絡まっていた場合も、きれいに取り除いておきましょう。地面の上を転がる部分なので、多少の傷がつくのは致し方ないところですが、可能な範囲でキャスター部分も綺麗にしておきましょう。

④内部も掃除する

スーツケースの、内部もしっかりと掃除しておくことが重要です。特に内側は荷物を入れて持ち運ぶため、ほこりや細かなゴミも溜まりがちになります。そのため、掃除機などを使って、しっかりと吸い取っておきましょう。

少しの汚れであれば、中性洗剤をしみ込ませた布で拭きとれる可能性があります。また、スーツケースの内側には匂いがこもっていることも。生活臭とは異なり、化粧品などの匂いが強い場合は、買取金額に悪影響を与える可能性があります。そのため、消臭スプレーなどで可能な限り、匂いを取り除いておきましょう。

スーツケースを買取に出すうえでのポイント

スーツケースを買取に出す場合、いくつかのポイントに気を付けることで、査定価格が上がることも。どのようなポイントに気を付けるべきなのか、順番に解説していきます。

①複数社で比較する

ショップによって得意分野が異なるため、同じスーツケースの買取価格が、A店とB店で異なることも珍しくありません。そのため、スーツケースの買取を依頼する場合は、複数のショップに見積もりを依頼することが重要です。インターネットを使った簡易査定を行っているショップもあるため、ぜひ利用してみてください。

②ブランド専門店で売る

売りたいスーツケースがブランドのものなのであれば、ぜひブランド専門店での買取を考えてみてください。ブランド専門店は、特定のブランドに特化している分、高い値段での買取が期待できます。なぜなら、買取を行う品物のコンディションを正確に把握できるからです。そのため、しっかりとした値付けが行えます。リサイクルショップのように、見た目だけで判断して一定の買取金額になる、という心配もありません。

③キャンペーンを利用する

買取を行っているショップでは、定期的にキャンペーンを行っている場合があります。例えば、夏の旅行シーズンにはスーツケースの需要が高まります。スーツケースの需要が高まれば、買取価格も高まります。

そこで、買取ショップはウェブサイト上やSNS上で、買取価格の強化キャンペーンなどを実施します。同じスーツケースでも、査定をしてもらう時期が違うだけで買取価格がアップすることも。そのため、買取ショップのキャンペーンは、積極的に利用していきたいですね。

④保存状態に気をつける

丈夫に見えるスーツケースですが、保存状態が悪ければ一気に劣化は進みます。例えば、直射日光が当たり続けると、スーツケースのボディに日焼けが生じます。また、ボディの素材によっては、劣化の原因になることも。

その一方で日光を避けるために、押し入れに入れっぱなしにしておくのも注意が必要です。なぜなら、湿度が高く風通しの悪い場所はカビが発生する原因となるからです。カビなどが繁殖していた場合は、買取自体が拒否されてしまう可能性があります。

もし、スーツケースの内側にカビを発見したら、中性洗剤を使って落としておきましょう。また、普段からカビを発生させないように、乾燥材を入れてスーツケースを保管しておくことが重要です。

⑤できるだけ早く売る

スーツケースを売りたいと思ったら、できるだけ早く売ることが重要です。使わないスーツケースを、いつまでも家に置いておいても邪魔になってしまいますよね。それだけではなく、スーツケースは使わない間も劣化が進んでいきます。どんな高価なスーツケースも劣化することで、買取査定は下がってしまいます。そのため、買取に出したいと思ったら、できるだけ早く売ってしまうことをおすすめします。

⑥付属品はとっておく

スーツケースを購入したときに付属しているものは、保管しておいてください。例えばポーチやカギに加え、取り扱い説明書なども、とっておくべきです。特にキーロックタイプのスーツケースで、カギを紛失していると買取が不可能になることも。

また、カギ以外でもスーツケースに本来付属しているはずのものがなければ、買取査定の際にマイナスポイントになる可能性があります。たとえば、スーツケースメーカーと、他のメーカーがコラボしたモデルにだけ付属するアイテムは、大きな価値があります。そのため、スーツケースの付属品は予備のカギなども含めて、しっかりと保管しておきましょう。

⑦修理時はメーカーに依頼する

スーツケースが破損して修理が必要な場合は、メーカーへ依頼することをおすすめします。メーカーで修理を行う場合は、交換するパーツは全て正規品のものです。しかし、修理専門店などの場合は、代替品のパーツで修理を行うことも。なぜなら、正規品のパーツが手に入らなかったり、代替品の方が複数のスーツケースで使いまわせたりするからです。

代替品での補修は、修理費用が安くなる半面、メーカー保証の対象外となる可能性があります。また、スーツケースを買取に出す際に、正規パーツ以外で補修されていると、一気に査定が下がる危険性があります。そのため、スーツケースの修理は、できるだけメーカーに依頼するようにしてください。

⑧買取業者のニーズを見極める

買取業者のニーズを見極めてスーツケースを売ることで、思わぬ値段が着く可能性があります。買取業者のニーズとは、売りやすい状態のスーツケースのこと。例えばリモワやサムソナイトなどの人気ブランドや、スーツケースの状態が新品のように綺麗なものは、買取業者が売りやすいものです。特にノーブランド品に比べ、ブランド品は一定の愛用者がいることに加え、高い品質をもっています。そのため、買取業者としても安心して、値段をつけることができます。

下取りと買取はどちらがお得?

スーツケースの下取りと買取で、どちらがお得なのかは、売主によって異なります。たとえば、次に買う予定のスーツケースも、現在使っているブランドと同じものであれば、下取りに出した方がおすすめです。下取りでは買取にくらべ、高い値段で引き取ってくれる可能性があります。特定のブランドを愛用している場合は、ぜひ下取り制度を有効に使ってください。

一方で現在使っているスーツケースがノーブランドだったり、別のブランドへの乗り換えを考えていたりする場合は、買取に出すことをおすすめします。スーツケースを買取ってもらった上で、一度現金化すれば次に購入するスーツケースの選択肢を増やすことができますよ。

【中古~新品まで】スーツケースの買取参考価格

それでは、実際にスーツケースの買取金額は、どのようなものになっているのか、実際の相場をご紹介します。こちらの相場は2023年7月のものを参考にしています。金額は、スーツケースの状態や査定のタイミングによって異なるので、注意してください。

➀サムソナイト:黒 PRODIGY スピーナー55 キャリーケース

サムソナイトのスーツケースの中でも、特にビジネスシーンを意識した作りのPRODIGYシリーズ。フロントポケット内には、さらに多数のポケットが着いており、ビジネスに必要なガジェット類をスムーズに仕分けられます。また、外側にUSBポートが着いているため、スーツケースを閉じたまま充電できる機能も特徴的です。

買取価格:約8,000円前後

②リモワ:リモワ×フェンディ つや消し加工FFロゴ スーツケース

フェンディとリモワのコラボレーションモデルです。リモワの特徴のアルミニウム合金製のボディに、アイコニックなFFロゴがつや消し加工で入っています。内側のベルトに、FFロゴが入っているのも印象的です。

買取価格:約200,000円前後

③tumi:LATITUDE インターナショナル キャリーオン

tumi独自の強化ポリプロピレンを使った本体は、柔軟性に優れると共に、しっかりとスーツケース内部の荷物を、衝撃から守ってくれます。高い機能性と現代的なデザインが相まってtsumiらしさを感じられるスーツケースです。

買取価格:約25,000円前後

④ACE ProtecA GENIO CENTURY S

クラシカルなデザインの、トランクを思わせるデザインが特徴的な日本製スーツケース。トラッドなデザインの一方で、先進的なキャスターや、マグネシウム合金製のフレームを採用しています。また、オリジナルの木製ハンガーや保管袋なども付属しています。

買取価格:約20,000円前後

⑤RONCATO E-LITE

ラグジュアリーなデザインが目を引く、イタリア製スーツケースです。イタリアンレザーが要所に使われおり、旅行の移動時間をより一層エレガントなものにしてくれます。上品な見た目に反して、こじ開けに強いセキュリティー・ジッパーやTASロックなど、実用面では、堅牢な作りになっています。

買取価格:約8,000円前後

後悔しないためにスーツケースの買取相場や売り方を知っておこう

スーツケースは売り方によって、値段の着き方が大きく異なります。そのため、すぐに売りたいからといって、使いっぱなしのスーツケースを、リサイクルショップなどで簡単に売らないようにしてください。間かけてクリーニングをした上で、複数の買取業者に見積もりを取れば、思わぬ買取金額がつくことも。

また、初めから売ることを想定して、スーツケースを使う方法もあります。たとえば、スーツケースにたくさん貼られた空港のセキュリティシールは、旅のよい思い出になるかもしれません。しかし、スーツケースを売る際には、シールのベタベタした粘着部分が残り、買取査定に悪影響を与えることも。

そのため、旅行が終わるたびにスーツケースをセルフクリーニングし、風通しのよい日陰で保管しておいてください。そうすることで、スーツケースの価値を高く保つことができます。
そして、スーツケースを売りたくなったら、複数の買取業者に見積もりを取ることで、思わぬ買取金額がつくことも。あとで後悔しないためにも、ぜひスーツケースの買取相場を知っておいてください。

クール・ヴェールではブランドを熟知したスタッフが、スーツケースをはじめスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。
スーツケースの高価買取りならクール・ヴェールへご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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