【買取例付き】中古のスーツケースは売れる?

公開日:2023年7月27日 / 更新日:2023年9月13日

スーツケースは、荷物の多い旅行や出張時に便利なアイテム。しかし、あまり使用する機会がなく、タンスの肥やしとなっているという方も少なくないでしょう。

スーツケースを今後使う予定がなければ、買取業者へ売ることをおすすめします。
中古のスーツケースでも、ブランド品または状態が良いものであれば高く売ることも可能です。

本記事では、使わなくなった中古のスーツケースを高く売るための方法についてご紹介します。ブランドごとの買取例もあわせて解説しているので、ご参考ください。

目次

中古のスーツケースの買取相場

中古のスーツケースの買取相場は、ブランド品とノーブランド品で大きく幅があります。
ブランド品の場合は5,000円〜30,000円程度、ノーブランド品の場合は500円〜5,000円ほどです。

ブランドの中でも高級スーツケースブランドである「リモワ」「ルイヴィトン」「プラダ」は、50,000円以上で取引されることも少なくありません。
有名なブランドであれば、買い手が付きやすいため高額買取も望めるでしょう。

一方で、ノーブランドのスーツケースは、キズや汚れがほとんど目立っていない状態であることが前提条件です。キャスター部分が壊れていたり、ボディ部分に目立つダメージがあれば、買取拒否となってしまうことも。

買取業者によって相場は異なるため、複数の業者へ相見積もりを取ることをおすすめします。

新品・準新品との買取価格差

新品・準新品と中古でも、買取価格に大きな差が見られます。
新品のスーツケースとは、販売業者から購入して1度も使用していない状態を指します。そして、準新品は1度だけ使用したもののほとんど新品と変わらない状態です。
両者とも、使用回数がほとんどないため、販売時と同じ状態であると見なされ査定されます。

一方で、中古のスーツケースは複数回の旅行や出張を経て、キズやダメージを受けた状態。新品・準新品と比べると買取価格は低くなってしまうのは仕方ありません。

ブランドものの新品商品の買取価格は定価の7〜8割程度ですが、中古の場合は3〜5割であることが一般的です。保管状態がよく、きれいに使用されていれば定価の半値程度を望めるでしょう。

中古のスーツケースでも買取価格が付くことはあるので、「中古なんてどうせ売れない」と諦めず、一度査定に出してみることをおすすめします。

中古のスーツケースを売るメリット

使っていないスーツケースは、家の中の収納スペースを大きく占拠しています。そのため、「とにかく早く処分してしまいたい!」とお考えの方も多いでしょう。
しかし、処分するには粗大ごみとして指定日時にお住まいの市町村区が指定する場所へ費用を支払う必要があります。
手間がかかるうえに、数百円ではあるもののコストがかかるのはなんだか惜しいですよね。

その点、中古のスーツケースを買取業者へ売ることはメリットだらけです。
まず、買い取ってもらうことで臨時収入を得ることができます。処分とは異なり費用は一切かからないので、たとえ数千円でも収入が入ることは嬉しいですよね。

また、スーツケースを保管していた場所が空いて、クローゼットの中がスッキリするでしょう。

スーツケースの使用期間と買い取り価格の相関性

お手持ちのスーツケースを売る場合、出来るだけ早く売ることをおすすめします。
なぜなら、スーツケースは使用回数が増えるごとにキズや汚れなどのダメージが蓄積されていき、商品価値は下がっていくからです。

一般的に、ハードタイプのスーツケースの耐用年数は10年〜15年とされています。
つまり、10年以上を超えたスーツケースは商品価値が低くなり、買い手が付きにくくなってしまうのです。1度しか使用していない準新品でも価格は3割以上下がってしまうので、さらに使用回数の多い中古品の買取価格は大きく期待できないことを理解しましょう。

とは言え、中古であっても人気の高いブランドや期間限定のコラボ商品など希少性の高いスーツケースであれば、高額買取も考えられます。
また、汚れが目立っていても事前に掃除をすれば、買い取ってもらえることが多いです。

使用期間と買取価格は比例していますが、条件次第では高値での買い取りも望めます。

高く売れる中古のスーツケースの特徴

中古のスーツケースには、高く売るためのコツがあります。実践すればあなたのスーツケースも高く売れるかもしれません。

ここでは、使用済みでも高く売れるスーツケースの特徴をご紹介します。

➀ブランドもの

ハイブランドのスーツケースは、中古でも高く売れる傾向にあります。
例えば、リモワ(Rimowa)やサムソナイト(Samsonite)、エース(ace)といった世界的に有名なスーツケースブランドは、多少のキズや汚れがあっても、需要が高いので買い手が付きやすいです。
そのため、高額買取に期待できるでしょう。

また、ルイヴィトン(Louis Vuitton)やプラダ(PRADA)といったファッションブランドからもスーツケースが展開されています。元の販売価格も高いため、中古であっても高値で売れるでしょう。

②良好な状態に保たれている

汚れの少ない良好な状態に保たれているスーツケースは、高く買い取りしてもらえます。
中古のスーツケースは、見た目や品質、耐久性によって買取値に差が出ます。そのため、目立ったダメージがなく保管状態がよければ、中古品であっても買い取りされます。

もし、ちょっとした汚れやダメージがあっても、査定前に掃除しておけば問題ありません。買取業者は買い取った後に店舗で売るために殺菌消毒を行うため、そこまで目立つ汚れでなければ買取拒否されることもありません。

使用感があってもきれいな状態であれば、買い取り可能な業者がほとんどです。

③機内持ち込みできる

機内へ持ち込み可能なスーツケースは、需要が高く、中古品であっても買い取りされやすい傾向にあります。

航空会社によっても異なりますが、機内持ち込みできるスーツケースのサイズは、3辺の合計が115cm(55×40×25cm)かつ重さが10kg以内であることが一般的です。
おおよそ、30〜40リットルのスーツケースです。

機内へ一緒に持ち込みできるメリットは、輸送中のスーツケース同士の衝突や荷物を下ろす際に乱暴に扱われることを防ぐためです。セキュリティ面を考慮して機内持ち込みサイズのスーツケースは需要があります。

④特殊ロックがついている

アメリカ領土のサイパンやグアムへ旅行すると、テロ対策として、空港内でスーツケースの中身を確認されることがあります。
特殊なロックである「TSAロック」が付いたスーツケースなら、職員が特殊なツールを使って開錠することができます。しかし、一般的なロック付きのスーツケースだと鍵を破壊されてしまいます。

スーツケースの中身確認はランダムであるため、必ず対象となることはありません。しかし、万が一、自分のスーツケースが対象となったときのためにTSAロックは必要不可欠。
最近のスーツケースにはTSAロックが搭載されていることがほとんどですが、売ろうとしているスーツケースに付いているか一度確認してみてください。

売れないスーツケースの特徴

キズや汚れが目立つものは、やはり買い取りが付きにくいです。
ここでは、売れないスーツケースの特徴をまとめました。

  1. シールなどのよごれがある(準新品の場合)
  2. ロックがない
  3. キズ・破損個所がある(準新品の場合)

➀シールなどのよごれがある

搭乗時に、空港にて封印シールを貼られます。こうしたシールも買取時の減額対象となるので事前にきれいに剥がしておくようにしましょう。

また、海外旅行で買った記念品のステッカーや好きなアーティストのロゴシールなどもスーツケースに貼っていませんか?
遠目からでも自分のスーツケースであることがわかりやすいメリットがありますが、査定前にきれいな状態にしましょう。

綺麗に剥がすコツは、ドライヤーで粘着部分を温めながらゆっくり剥がすこと。無理やり剥がしてしまうと余計に汚い印象になってしまうので気を付けましょう。

②ロックがない

ロックは、スーツケースに欠かせないツールです。
誰かに中身を勝手に開けられ盗まれることや、輸送中の衝突で中身が開いてしまうことを防ぎます。

ロックがついていないスーツケースは、査定にも大きく響きます。
ロックがあっても、鍵を失くしたり、ダイヤルロック式の番号を忘れてしまったりすると、同じく減額の対象となります。

ほかにもダメージが目立つマイナス要素が多ければ、最悪買取不可となってしまうので、買取時には付属品を全て揃えておくようにしましょう。

③キズ・破損個所がある

キズが複数見られたり、破損個所のあるスーツケースはジャンク品とみなされ、減額になります。例えば、キャスター部分が外れていたり、どこかにぶつけた衝撃跡が残っていたりするものです。

買取業者側で修繕、消毒を行いますが、そうした費用は買取価格から差し引かれます。買取不可にはならなくても、数百円〜数千円程度の安価の取引になってしまうでしょう。

この程度のダメージは売れるかわからない、とお悩みの場合は一度査定に出してみましょう。業者側が積極的に買い取りしているブランドの場合は、高値で売れる可能性もあります。

スーツケースの素材と価格

スーツケースは軽くて、耐久性に優れているものが好まれます。素材によっても買取価格は大きく異なるので、ここではスーツケースの素材について解説します。

➀ABS樹脂

ABS樹脂(Acrylonitrile Butadiene Styrene)のスーツケースは、軽くて丈夫です。
強い衝撃にも耐えられるため、スーツケースの素材として昔から重宝されてきました。旅先でぶつけてしまったり、輸送途中のスーツケース同士の衝撃にも耐える性質を持ちます。

また、製造コストも低いため、素材の似ているポリカーボネートと比べて安く購入できるメリットもあります。
中古製品であれば、1,000〜10,000円程度で取引されています。

②アルミニウム合金

アルミニウム合金は、アルミニウムとマグネシウム、銅で加工された合金素材です。丈夫でありながら、非常に軽量感のある取り扱いやすいスーツケースとして人気があります。
防水性にも優れているため、パソコンや精密機械を運ぶときも安心です。突然の天候の急変が予想される異国の地でも、雨から荷物を守ってくれます。

素材が高額で加工作業が難しいことから、一般的にアルミニウム合金のスーツケースは高額です。中古品でも10,000〜50,000円程度で買い取りされています。

③ポリカーボネート

スーツケースの素材として主流であるポリカーボネート。軽くて女性でも取り扱いやすく、旅行中もストレスなく移動できます。軽量な素材でありながら、高い耐久性を備えています。滑らかな質感が高級感を演出し、30〜50代の大人世代から好まれます。

加工もしやすく比較的安価なスーツケースが多いため、近年はABS樹脂に代わってスーツケースの素材としてさまざまなブランドから選ばれています。10,000円前後で買取されることが多いです。

④ポリプロピレン

樹脂の中でも最も軽い素材で、耐久性にも優れています。スーツケース全体の重量を軽く保ちながら、強い衝撃にも耐えます。スーツケース以外にも日用品や機器の部品などに採用されています。

スーツケースに軽量性を重視する女性からの需要が高く、近年注目を浴びている素材です。
5,000〜10,000円で買い取りされることが多いです。

⑤布

収納力に優れ、取り扱いが容易な布製のスーツケースは、荷物が多くなりがちな海外旅行や長期出張に役立ちます。
柔軟性に富んでいるので、たくさん荷物を詰め込んでもスーツケース自体が中身に合わせて変形するので、多少のオーバーゲージも問題ありません。

元値が安いため、買取価格は5,000円程度とあまり高値は期待できないでしょう。しかし、ハードタイプに比べてダメージが目立たず安い布製のスーツケースの需要は高く、買い手が見つからないことはないので、買取を拒否されることはありません。

中古のスーツケースを売る前にやるべきこと

使用回数を重ねた中古のスーツケースは、新品や準新品と比べると高値での取引は期待できません。しかし、スーツケースを良好な状態にすることで、高く見積もってくれます。

中古のスーツケースを売る前にすべきことを、まとめました。

①全体の汚れをとる

全体の汚れをきれいに落としてから売りましょう。
このとき、濡れた布で全体を水拭きしてから、乾いた布で空拭きをして、日向の風通しの良い場所へ干します。

汚れが目立つ場所には専用の洗剤や液剤を使用しますが、その際は素材を必ず確認してから使うこと。例えば、金属ボディのスーツケースに研磨剤入りの洗剤を使ってしまうと変色してしまいます。

中古のスーツケースは、最低限の汚れを取るだけでも効果はあります。素材を十分に確認して、洗剤の取り扱いには注意しましょう。

②シールをはがす

航空会社によって貼られたシールをそのままにしていたり、海外旅行の思い出としてステッカーを貼ったりしていませんか?
スーツケースは、持ち主の旅行での思い出が詰まった大切なもの。そのため、シールを剥がさずそのままにしているという方も少なくありません。

しかし、買い取りする場合、シールが貼られた状態のスーツケースでは減額対象となります。少しでも高く買ってもらうためにもシールはきれいに剥がしておきましょう。

このとき、ドライヤーを使って熱を与えながら剥がすときれいな状態に戻ります。
ただし、素材によっては熱を与えすぎることでスーツケースが変形してしまうこともあるので注意しましょう。

③キャスターを磨き上げる

スーツケースを支える大事な役割を果たすキャスターが汚れていると、減額となってしまいます。
ゴミや埃などが絡まった状態のキャスターは、動きが悪くなります。また、水に濡れた状態でそのまま放置していると、キャスター部分が錆びてしまい、買い取り自体を断られてしまうかも。

キャスター部分はゴミや髪の毛などを手で取り除き、汚れを塗れた雑巾で拭きましょう。さらにグリスを差しておくことでキャスターの動きが滑らかになり、買取価格に大きくプラスとなるでしょう。

④内部も掃除する

スーツケースは外観のきれいさにばかり注目しがちですが、買い手の需要を考えると中身の状態も良好にしておく必要があります。
ケースの中は、使っていくうちに髪の毛や埃、ゴミなどがたまりがち。掃除機で全体を吸ってから、濡れた布で全体を拭いてか空拭きしておくだけでも印象は変わります。

また、汚れ以外に「臭い」がマイナスポイントになることも。
無香料の消臭剤を使って臭いを無くして、空気の通る部屋の中で干しておくと効果的です。

【ブランド別】中古のスーツケースの買い取り価格の相場

スーツケースブランドは歴史の古い長年愛されてきたものが多く、中古でも高額買取に期待できます。

ここでは、ブランドごとの買取価格の相場をまとめました。

➀サムソナイト

アメリカで誕生したスーツケースブランド「サムソナイト」は、頑丈でスタイリッシュなデザインが幅広い世代から愛されている老舗ブランド。
軽量感と耐久性に優れ、ちょっとした旅行から長期海外出張まであらゆるシーンに役立ちます。

販売価格は30,000円〜が多く、中古の買取価格は3,000円〜20,000円程度が一般的です。

商品名買取価格
GY9-09002 Black Label Deux Moncx リーズバーティカルショルダーバッグM3,000円
黒 PRODIGY スピーナー55 キャリーケース8,000円

 

②ロンカート

イタリアで設立された老舗スーツケースブランド「ロンカート」は、優れた品質とデザイン性からヨーロッパ圏を中心に人気を集めています。
世界で初めてスーツケースにポリプロピレン素材を採用したブランドとして有名で、軽量化を追求したスーツケースを開発しています。

国内での普及率はまだ低く、ほかの人と被らない一味違うスーツケースを求める方から選ばれています。

商品名買取価格
ウノジッパーキャリーケース10,000~12,000円
イーライトキャリーバッグ5,000~8,000円

③グローブトロッター

1897年にイギリスで誕生した「グローブトロッター」は、頑丈さ、軽さ、機能性を兼ね揃えた美しさを兼ね揃えているブランドです。100年以上の歴史を誇る伝統がありますが、著名人や企業、メディアとのタイアップを積極的に実施しています。

豊富なカラーバリエーションと上質な仕上げから、市場でも人気や知名度が高く、高額査定が期待できます。

商品名買取価格
ロイヤルスイート 21インチ 2輪トローリーケース100,000円

 

④ace

大阪の天王寺のカバン製造卸業「新川商店」で生まれた「ace」は、テレビCMや雑誌でも多く紹介され、若者からシニア世代まで幅広く人気を集めている国内老舗スーツケースブランドです。
利便性の高いスーツケースは、旅先でのストレスを考慮した革新的なアイデアが数多く取り入れられています。

若者を中心に「プロテカ」シリーズの人気がとくに高く、中古品でも買い手が付きやすいです。

商品名買取価格
ACE(エース) プログリットsi レザーLTD 75th リミテッド40,000円

 

⑤ゼロハリバートン

高い堅牢性や密閉性を誇る、アメリカ発のスーツケースブランドの「ゼロハリバートン」。
デザイン性にも優れているため、機能性を重視する方から、実用性を重視する方まで、幅広い支持を得ているブランドです。

なお、ゼロハリバートンは、先ほどご紹介した「ACE」の傘下に入っているので、国内のカスタマーサポートを利用できるのも魅力の1つです。

商品名買取価格
ゼロハリバートン 9406600 ZRC20-SI Trolley 20inch 2輪 スーツケース30,000円

 

⑥tumi

アメリカ発のブランド「トゥミ」は、素材と機能性に優れたビジネスバッグとして人気を博しています。黒、グレー、シルバーといったシックなカラーを中心にデザインを展開しており、スーツとの相性も抜群です。

30〜50代のビジネス世代の需要が高く、中古品でも高値で売れるでしょう。

商品名買取価格
トゥミ 28020D 20インチ・インターナショナル・キャリーオン 4輪17,000円

 

⑦ハートマン

1877年創業の老舗ブランド「ハートマン」は、高級感溢れるエレガントなデザインが特徴。高品質な素材と耐久性を持つスーツケースを展開し、周りとは一味違うスーツケースを求める方から選ばれています。

高品質なレザー素材を使用しており、滑らかなベルベットのような触り心地がファンを虜にしています。そもそもの販売価格が高く、中古品でも20,000円以上の買い取りは期待できます。

商品名買取価格
ハートマン R39-86014 ツイードベルティング キャリーバッグ

 

30,000円
ハートマン BELT EC8 PRESIDENT4 アタッシュケース25,000円

 

中古のスーツケースの買取を成功させるコツ

中古のスーツケースでも、工夫次第で高く売ることはできます。
お持ちのスーツケースを少しでも高額買取に結びつけるよう、ここでは6つのコツをご紹介します。

ぜひ、実践してみてください。

①複数社で比較する

スーツケースを高く買い取ってもらうためには、複数の買取業者から相見積もりをとるようにしましょう。

1店舗目では3,000円で買い取られたけれど、3店舗目では7,000円で買い取られたという話も珍しくありません。1店舗目で決めてしまうと、半値以上も損していたことになります。

とは言え、複数の買取業者に出向いて査定してもらうことは手間ですよね。最近は、LINEから写真を送るだけで査定してくれる「LINE査定サービス」を提供している業者も多いので、ぜひ活用してみてください。

②ブランド専門店で売る

ブランド専門店は、高価アイテムの買取を専門としているため、査定を依頼することで高価買取が期待できます。売りたいスーツケースがブランドものである、という場合におすすめです。
ブランド専門店は、特定のブランドを専門としているため、買取を行う品物のコンディションや価値、需要の高さを正確に把握できます。適正価格での高値買取を望めるでしょう。

③キャンペーンを利用する

特定のブランド・アイテムの買取価格を加算するキャンペーンを狙いましょう。シーズンごとに需要の高いアイテムを取り上げるキャンペーンが一般的です。
例えば、新生活の始まる3〜4月はスーツやネクタイなどのビジネスマン向けのアイテムが高値で買い取りされます。

時期を見計らうことで、スーツケースも通常時の買取価格から10〜20%アップします。キャンペーンは公式サイトやWEB広告などでチェックできるので見逃さないように。

④保存状態に気をつける

スーツケースは日光や紫外線を避けるために押し入れなどの暗い場所に保管されがちですが、仕舞いっぱなしにしておくことは避けましょう。
暗く湿った場所に長期間保管しておくと、カビの発生に繋がってしまいます。
カビが大量発生したスーツケースは、たとえハイブランドでも買取を拒否されることも。

カビの生えてしまったスーツケースは、中性洗剤を使ってきれいに洗い落としましょう。そして保管する際は、湿気を避けるために乾燥材を中に入れておくとよいでしょう。

⑤できるだけ早く売る

使わなくなったスーツケースは、できるだけ早く売ってしまいましょう。
「いつか、海外旅行で使うかも」と押し入れに眠らせていると、どんどん劣化していきます。外に出すころには、カビが発生して使えなくなってしまうというケースも。
また、スーツケースは日に日に劣化が進んでいくので、高値での買い取りは期待できません。

スーツケースを売りたいと思ったら、早いうちに買取業者へ依頼することをおすすめします。

⑥付属品はとっておく

スーツケースを購入した際に付いていた付属品は、全て取っておくようにしてください。
例えば、パスケースやベルトといった付属品は査定時に提出するだけでも、大きく加算されます。
とくに、ブランド同士のコラボアイテムはファンの需要が高く価値が高いです。高額買取に期待できるでしょう。

ロック付きのスーツケースの場合は、鍵なども無くさないように気を付けましょう。

⑦修理時はメーカーに依頼する

スーツケースは使用頻度とともにダメージが蓄積されていくため、修理に回すことも多いでしょう。その際は、スーツケースを購入したメーカー元へ依頼するようにしてください。
メーカーで修理を行う場合は、全て正規パーツで交換されるため買い取り時も減額対象にはなりません。

しかし、修理業者へ依頼してしまうと、正規ではない代替品で行われてしまうため、査定に響いてしまいます。

スーツケースを修理に出すときは、買取価格を考慮してメーカーへ依頼することをおすすめします。

⑧査定前にきれいに拭いておく

スーツケースのボディが汚れていたり、キャスター部分に泥が付いていたりすると価値が下がってしまいます。
自分で落とせる範囲でよいので、なるべくきれいな状態にしてから査定に出すようにしましょう。

外側のボディは濡れた布で全体を水拭きし、中のゴミは掃除機で吸って乾いた布で拭くだけでも見た目の印象が異なります。
なるべく購入時と同じ状態にしておくことで、高額買取も望めます。

⑨買取業者のニーズを見極める

買取業者のニーズを見極めて、適切なタイミングで買取依頼すると高額買取につながる可能性があります。買取業者のニーズとは、業者側が今売り出したいアイテムやブランドです。人気のあるブランドや、キャンペーンを行いたいアイテムなどは、業者のニーズに該当します。

なるべく新品に近い状態で買取しておくことも高額買取を導く大きなポイント。買取に出す前は、きれいな状態に掃除して、環境のよい場所に保管しましょう。

スーツケース買取業者を選ぶ際のポイント

スーツケースを高く売るためには、口コミが良く実績の高い買取業者を選びましょう。

ここでは、買取業者を選ぶ際の気を付けるべきポイントをご紹介します。

①口コミ

買取業者を実際に利用したユーザーの口コミは信頼できます。

対応の速さや連絡のマメさ、査定にかかるまでの時間など、サービスの質は業者によって大きく異なります。
スムーズに手配してくれる業者に買取してもらうためにも、口コミは要チェックです。

SNSやGoogleのレビューなどは、ユーザーの声がリアルに確認できるのでおすすめです。

②買取方法

複数の買取方法を提供している買取業者がおすすめ。なぜなら、ライフスタイルに合わせた売り方をできるためです。
買取方法は、大きく「店舗買取」「宅配」「出張」の3つのサービスに分けられます。

店舗にまで出向く時間がないという方には、宅配や出張買取がおすすめです。スーツケースの持ち運びの手間が省けて、気軽に買い取りに出せます。

また、早く査定額を知りたいという方に向けてオンライン買取サービスを提供している業者も増えています。

③買い取り実績・価格

スーツケースの買取実績が豊富な業者を選ぶとよいでしょう。
スーツケースを数多く取り扱っているということは、相場や需要の高さを十分に理解しているということ。相場に合った適正価格で買い取りを進めてくれるでしょう。

また、実績の高い業者は、専門知識を豊富にもつ査定士や、買取業界内の独自のルートを確保しています。高額買取も期待できるでしょう。

④Webサイトの充実度合い

Webサイトが充実しているかどうかも確認しましょう。
取り扱いアイテムの詳細や買取までのSTEP、査定に関する細かな条件などが掲載されています。さらに、買取実績や商品の取り扱い数なども掲載していれば、買取業者としての自信が高いということ。
「この業者は、適正価格で買取してくれるか」といった信頼度を高める指標となります。

会社概要からは、設立年や企業の規模も確認できます。

長く使っても高く買い取ってもらえるスーツケースの選び方

中古のスーツケースは使用歴が長いほど劣化が進んでいるので、買取価格は下落していく傾向にあります。しかし、長く使っていても高値で買取されるスーツケースもあります。

ここでは、中古のスーツケースでも高く買い取ってもらえるスーツケースの選び方をご紹介します。

①需要の高いブランドを選ぶ

財布やカバンに人気ブランドがあるように、スーツケースにもファンの多い人気ブランドが多く展開されています。
人気シリーズやコラボアイテムは需要が高く、中古でも高額で買い取られることがあります。
以下に、需要の高いスーツケースブランドをまとめました。

  • リモワ(RIMOWA)
  • ルイヴィトン
  • サムソナイト(Samsonite)
  • トゥミ(Tumi)

人気の型番であればさらに高額で買い取ってもらえるでしょう。

②機内持ち込み可能なサイズにする

機内に持ち込みできる35リットル程度のスーツケースは、搭乗時や到着時にスーツケースを指定場所で受け渡す時間を短縮できます。また、小回りが利くため移動がスムーズで持ち運びに便利です。

1泊程度のちょっとした宿泊にも便利なサイズ感なので、中古でも、ビッグサイズより買い手は付きやすいです。

③耐久性のある素材を選ぶ

耐久性のあるハードタイプのスーツケースは、旅行時や輸送中のスーツケース同士の衝突から、荷物を守ってくれます。

近年人気を集めているポリカーボネートなど素材は、車の部品や戦闘機にも使われるほどの丈夫さ。少しくらいの衝撃であれば、へこまず元の状態を維持します。
プラスチック製のABS樹脂やアルミニウム合金などの素材も同様に人気です。

④機能面も重視する

最近は、多機能を搭載したハイブリッド式のスーツケースが人気を博しています。

例えば、キャスター部分の操作性に優れたスーツケースです。
人の多い場所や狭い通路でもスイスイ進み、小回りの良さが評価されています。また、キャスターのガラガラという音が気になる方に向けて、静音タイプのスーツケースも展開されています。

ほかには、わざわざスーツケースを横にして中身を取り出さなくても、立てた状態でサッと確認できる「片面開き」も人気の機能として挙げられます。
さまざまな場面に合わせた利便性の良いスーツケースは、中古でも需要が高いです。

⑤人気のモデル・型番を選ぶ

各スーツケースブランドからは、機能面やデザイン性の異なるさまざまなモデル・型番が展開されています。人気の高いモデル・型番は、SNSや口コミを通してブランドのファンからも非常に注目されており、販売時の価格も相当高額です。

例えば、ドイツの老舗ブランド「RIMOWA(リモワ)」の人気モデルは、「ORIGINAL(オリジナル)」「CLASSIC(クラシック)」、「HYBRID(ハイブリッド)」などが挙げられます。

こうした人気のシリーズは、中古でも手に入れたいというファンが多く、高額買取も大いに期待できるでしょう。

下記の記事では、高く買い取ってもらえる可能性が高いブランドについて詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
関連記事>>スーツケースが売れない?売る方法や買取相場も紹介!

スーツケース買取に関するQ&A

スーツケースの買取に関するよくある質問についてまとめました。

Q1.買取査定に必要なものは?

買取業者によっても必要な持ち物は異なりますが、一般的に「身分証明書」の提示が求められます。
身分証とは、以下の書面が挙げられます。

  • 運転経歴証明書
  • 健康保険証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 在留カード

宅配買取の際は、身分証のコピーを同梱するのみOKです。

Q2.買取にかかる時間はどれくらい?

買取業者によって異なりますが、多くは1〜2営業日以内に査定金額を連絡してくれます。
LINE一括査定サービスでは、スーツケースの写真を数枚送るだけで即日査定してくれるので、おすすめです。

引っ越しや異動などで早くスーツケースを処分したいという場合は、即日買取サービスを提供している業者を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、中古のスーツケースを買取業者へ売る際のポイントをご紹介しました。中古は新品と比べると買取価格は低いですが、人気ブランドであったり状態が良いものであれば高く買い取ってもらえます。

今後スーツケースを使う機会がないという場合は、劣化が進む前に売ってしまうことをおすすめします。

 

クール・ヴェールではブランドを熟知したスタッフが、スーツケースをはじめスーツや革靴等、幅広いアイテムの高価買取を行っています。
スーツケースの高価買取りならクール・ヴェールへご相談ください。

この記事の監修者

監修者の写真

鈴木義彦

株式会社クール・ヴェール 代表

<学歴>

高卒!!(今でも大学への憧れあり。社会人枠を狙っている。)

<職歴>

1998年|SPA大手アパレル 新卒入社
暴力体制の無理やり販売するスタイルに共感できず2年で退社。

2000年|株式会社シップス アルバイト入社
メンズドレスを半年学ぶ。時給800円のカップラーメン生活に耐えられず退社。

2001年|アパレルコンサルティング会社 中途入社
社長の女癖の悪さを見かねて退社。給料の振込手数料を社員持ちにするセコさにも見かねて・・・。

2005年|アパレル会社の上司と株式会社〇〇の創業に携わる
共同出資にも関わらず、上司のお金の使い方がブラックボックス過ぎて信用できず退社。

2006年|株式会社クールヴェール創業
好きな洋服をバイ&セルする喜びを知り今に至る。自分の得意分野のメンズドレスの専門サイトを立ち上げ、一人ひとりのお客様に接する喜びを楽しみながら自らも店頭に立つ。

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